COLUMN

お子様の年齢に合わせた宿泊地を選定する

子どもの年齢によって楽しめるアクティビティは異なります。乳幼児連れの場合は、授乳室やおむつ交換台が充実した場所、ベビーカーでも移動しやすい場所を選ぶことが大切です。小学生くらいのお子様であれば、体験型の施設や体を動かすアクティビティがある場所を選ぶと、より一層楽しめるでしょう。旅行のプランを立てる際には、お子様の年齢を考慮して、無理のないスケジュールにすることが大切です。

移動時間を考慮した宿泊エリアを選ぶ

お子様との旅行では、できるだけ移動時間を短くしたいものです。目的地へのアクセスが良い場所を拠点にすることで、お子様の体力の消耗を防ぎ、時間に余裕を持って観光できます。例えば、複数の観光スポットを巡る予定なら、それらの中心地に位置する都市や、高速道路のインターチェンジ付近を選ぶとよいでしょう。

目的別に宿泊施設のタイプを選ぶ

宿泊施設のタイプも、拠点選びの大切な要素です。ホテル、旅館、グランピング施設など、さまざまな選択肢があります。お子様の年齢や興味に合わせて、適切な施設を選ぶことが、旅行全体の満足度向上につながります。温泉やプールがある施設、お子様向けのアメニティやサービスが充実している施設、周囲に自然があり、アクティビティが楽しめる施設など、目的別に選んでみましょう。

テーマパークや博物館で非日常を楽しむ

九州には、天候に左右されずに楽しめる魅力的なテーマパークや博物館がたくさんあります。例えば、福岡県には大型の水族館や、宇宙について学べる施設があり、お子様の好奇心をくすぐる場所です。長崎県にはハウステンボスがあり、屋内でもアトラクションやグルメ、お土産探しなどを楽しめます。このような施設なら、雨が降っても1日中飽きることなく過ごせます。

ショッピングモールや市場でグルメと買い物を満喫

九州には、広いショッピングモールやアーケード街、新鮮な食材が手に入る市場など、グルメと買い物が楽しめるスポットが充実しています。福岡県や大分県、熊本県など各県の中心地にある大型商業施設では、地元の美味しい食事を味わったり、お土産を探したりするのもよいでしょう。子連れに優しいキッズスペースや授乳室が完備されている場所も多いので、安心して過ごせます。

美術館や体験工房で芸術と創作に触れる

アートや創作体験に興味があるなら、美術館や体験工房を訪れるのがおすすめです。佐賀県には有田焼の絵付け体験ができる工房があり、大分県にはさまざまな美術品を鑑賞できる美術館があります。雨の日でも、こうした屋内の施設で普段とは違う体験をすることで、お子様の感性を育む良い機会となります。

1日目：福岡空港に到着後、湯布院へ移動

福岡空港からレンタカーを借りて、大分県の湯布院へ向かうモデルコースです。湯布院までは高速道路を利用して約1時間半から2時間で移動できます。湯布院に到着後、宿泊施設にチェックインし、由布市の自然に囲まれたグランピング施設でゆっくり過ごすのがおすすめです。夜は、地元食材を使った豪華な夕食を家族みんなで楽しむのもよいでしょう。

2日目：別府で温泉と観光を満喫

2日目は、湯布院から車で約40分の別府へ移動します（移動時間は道路状況により変動します）。別府温泉は、温泉の湧出量が多く、さまざまな種類の温泉を楽しめることで知られています。地獄めぐりは、噴気や熱泥の湧き出る様子を間近で見学できる、お子様も喜ぶ観光スポットです。雨の場合は、屋内で楽しめる温泉施設を選ぶのも一つの方法です。夜は湯布院に戻り、宿泊施設でリラックスしましょう。

3日目：阿蘇で自然を満喫し、帰路へ

最終日は、大分県から熊本県の阿蘇へ向かうモデルコースです。湯布院からは車で約1時間半から2時間で到着します。阿蘇は、広大な自然と牧歌的な景色が広がる場所で、カドリー・ドミニオンでは動物たちとの触れ合い体験ができます。阿蘇の雄大な景色を楽しみながらドライブし、福岡空港へ移動して帰路につきましょう。

Q1：拠点選びのコツはありますか？

A1：子連れ旅行では、観光スポットへのアクセスが良い場所を拠点にすることで、移動の負担を減らせます。お子様の年齢や旅行の目的に合わせて、移動時間を考慮した宿泊エリアや施設のタイプを選ぶことが大切です。

Q2：雨が降っても楽しめますか？

A2：はい、大丈夫です。九州には、天候に左右されずに楽しめる屋内観光スポットがたくさんあります。テーマパークや博物館、ショッピングモール、体験工房などを事前に調べておくと、雨の日でも安心して楽しめます。

Q3：2泊3日のモデルコースを教えてください。

A3：2泊3日であれば、湯布院を拠点に、別府や阿蘇といった周辺の観光地を巡るのがおすすめです。1日目に湯布院でゆっくり過ごし、2日目に別府で観光、3日目に阿蘇で自然を満喫して帰路につくといったプランが考えられます。